2027年度(令和9年度)埼玉県公立入試が大きく変わる!
- 文範 菅野
- 2025年12月12日
- 読了時間: 4分

川口市辻小学校近くの塾TOPPA南鳩ヶ谷校(中学・高校受験) 塾長の菅野です。
2027年度(令和9年度)から埼玉県の公立高校入試の制度が大きく変更されます。
現在(2025年度)、中学2年生のお子様の代から埼玉県の公立高校入試が大きく変わります。
今回の記事では「どのような変更がなされるのか?」をまとめました。
①調査書の記載事項が9教科5段階の評定(内申点)のみに
これまでの調査書では、各教科の学習の記録(9教科5段階の評定)に加えて、総合的な学習時間の記録・特別活動等の記録・出欠の記録・その他の各項目等の記載が必要でした。
しかし、2027年度の公立高校入試の変更で、各教科の学習の記録(9教科5段階の評定)のみの記載になります。
②全受験生に対して自己評価資料の提出を義務化
全受験生に対して、「自己評価資料」の提出を義務化されます。
この自己評価資料には、これまでの自分の体験を振り返って、力を注いだことや努力をしたこと、そして、高校入学後や将来取り組んでみたいこと、自己PRについて、自分の考えを書くことになっています。
ただし、自己評価資料は得点化されません。
各高校が面接を実施する際の補助的な資料として活用されます。
③ 全受験生に対して面接を実施
これまで、一部の学校や学科で実施されてきた面接が2027年度の公立高校入試から、すべての高校・学科で、すべての受験生を対象に実施されます。
先ほど紹介した自己評価資料に基づいて面接が行われます。
そして、行われた面接は、30点満点を基本点として、入試の得点に加点されます。
面接の評価基準は、
1. 主体的・協働的な学びの力
2. 自らの人生や社会の未来を切り拓く力
の2点を基準に評価されるとともに、各学校が定める独自の基準も存在し、学校に合わせた対策を行う必要があります。(各学校が定める基準は現在、明らかになっていません。)
④一部の高校で、特色選抜を実施
現在の埼玉県公立高校入試では、
学力検査
(国語・数学・社会・理科・英語の試験)
に加えて、
一部の学校のみ、面接または実技試験が
実施されています。
2027年度(令和9年度)の
埼玉県公立高校入試から
「共通選抜」と「特色選抜」の
2つの選抜方法が導入されます。
全校で共通選抜を行い、同時に特色選抜も
実施できるようになります。
共通選抜のみで実施するか、特色選抜のみで実施するか
共通選抜と特色選抜の両方を組み合わせて実施するかは、各高校が決めることができます。
「共通選抜」と「特色選抜」の
具体的な違いをご説明いたします。
《共通選抜》
・学力検査
☞1教科100点(国語・数学・社会・理科・英語)、合計500点満点
・調査書
☞各高校は、9教科5段階の評定を
1年:2年:3年=1:1:1 or
1:1:2 or 1:1:3
のいずれかを選択する。この基本点を
200 or 300 or 400点満点に換算
・面接
☞各高校は、30点 or 60点のいずれかを
選択する。
《特色選抜》
・学力検査
☞1教科100点(5教科)合計500点満点を基本点
3教科まで150 or 200点で傾斜配点が可能
・調査書
☞評定の各学年の比率(1年:2年:3年)と得点は各高校が決める。
・面接
☞得点は、各高校が決める。
・特色検査
☞実技試験 or 作文(小論文)
実施する場合は、
学力検査・調査書・面接に加えて、
資料とする。
⑤マークシート方式に変更
現在の埼玉県公立高校入試では、記述問題の割合が比較的高く、記号で答える問題においても記号を自分で書いて答えるという形式で行われています。
2027年度(令和9年度)からの埼玉県の公立高校入試では、全教科で学力検査問題にマークシート方式が導入されます。記述問題は1割程度まで減少します。
国語の作文問題も廃止されます。
英語の作文は実施されるかどうかまだ判明していません。
リスニング問題は実施されること決定しています。
ここまでが現時点で埼玉県教育委員会から公表されている
2027年度(令和9年度) 埼玉県公立高校入試の変更点です。
2次募集や欠員補充の変更などWEBサイトで見かけますが、これらについては公表はしていません。
変更の追加については2026年1月に埼玉県教育員会から公表がありますので、最新情報がでましたら確認しましょう!
この他にも受験や勉強で、ご質問やお困りごとがございましたら、下記のURLからご連絡お待ちしております。








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